【雑工事・多能工の本音】ウィリングの”兄貴”たちに仕事のこと・プライベートのことを聞いてみた!
創業は平成14年、土工事・解体工事を行う株式会社ウィリングです。
「真剣に働き、真剣に遊ぶ。」をモットーに、一人ひとりが人生に夢や喜びを感じられる企業を創ることを目指して、日々邁進しています。
さて、今日はウィリングの社員紹介ということで、ウィリングの“兄貴”ともいうべくベテラン社員のお二人にインタビューを決行しました!
「就職を考えている人にウィリングの魅力を伝える」という大役にいささか緊張気味のお二人。一体どのような話が飛び出たのでしょうか?!
▽多能工ってぶっちゃけ何をする?!先輩インタビュー▽
▽多能工職人に聞いた!東京での仕事はどう?▽
目次
雑工事・多能工の本音【1】ウィリングで何をやっているの?雑工事って何?手元作業とは?
インタビュアー
今日はよろしくお願いします!このようなインタビューはじめてですよね?リラックスして気軽にお話ししてくださいね。では早速、お名前と年齢、そしてウィリング歴を教えてください!池間
池間(いけま)といいます。39歳です。ウィリング歴はかれこれ15年になりますね。その前も同業だったので、この仕事のキャリアは20年あります。藤春
藤春(ふじはる)といいます。36歳です。ウィリングは7年目ですが、10年近くこの仕事をやっています。インタビュアー
おお、お二人ともなかなかのベテランですね。お二人はウィリングでどのようなお仕事をしていますか?池間
雑工事と呼ばれる幅広い工事をしています。解体工事や架設工事などのさまざまな工事を多能工としてサポートといいましょうか。インタビュアー
どのような現場が多いですか?池間
解体の現場は住宅が多いですが、最近では大きな施設も増えてきました。大規模な現場になると10年くらい続けてやりますよ。藤春
自分も池間とは違う現場ですが、解体現場で重機の手元としてサポートに入っています。池間とは年に数回しか同じ現場になりませんね。インタビュアー
手元とは具体的にどのようなことをやるのですか?藤春
解体現場では粉塵が舞うので水を撒いたり、足場を守るために養生をしたりしています。オペレーターの指示に従い段取りを立てて頼まれたことをやりますね。
インタビュアー
手元と呼ばれる人は、お客さまである解体会社さんにはいないのですか?池間
いるときもありますが、出入りが激しい業界なので固定ではいない感じですね。意外とこちらの方が長かったり、勝手がわかっていたりするものです。同じ仕事でも人によってやり方が違いますし、それに合わせてサポートの仕方も変わってきますからね。相手に合わせてやりやすいように段取りをするのが私たちの仕事です。
インタビュアー
なんだか大変そうですね。一日中サポートで走り回っている感じですか?池間
そうですね。でも本当に走り回っているわけではなく、現場に重機が入る前は段取りをするなど、雑務的なものもありますよ。雑工事・多能工の本音【2】ウィリングに長くいる理由とは?やりがい?それとも居心地?
インタビュアー
本当にいろいろやるのですね。ところで池間さんは、どうして15年もウィリングにいらっしゃるのですか?池間
15年と言いましたが、実は過去に2回ほど「もういいや!」って離れたことがありまして……、でもなんだかんだ戻ってしまうのですよね。不思議なことに。なんでいるのかって、居心地の良さでしょうかね。また、仕事自体に慣れてきたっていうのもあります。やりやすいようにできますし、自分のやり方もできてきたって感じがするので。
インタビュアー
さすが、ベテランの発言ですね(笑)。ところで、どうしてこの仕事を選んだのですか?池間
実は親も解体の仕事をしていたので、現場仕事というものを身近に感じていたからかもしれません。自然な流れですね。ウィリングに入る前はあちこちで5年くらい他の仕事をやっていたのですが、最終的にこの仕事に落ち着きました。インタビュアー
藤春さんは、この仕事の前は何をやっていたのですか?藤春
自分は車工場で働いていました。単純な流れ作業だったので、今のように段取りを立ててあれこれやるような感じではないですね。インタビュアー
工場で働いていたのですね!どうしてガラッと職種を変えたのですか?藤春
単純作業が自分には向かないのだと思います。毎日同じことの繰り返しの日々がだんだんと辛くなってきまして、それで辞めました。もちろん単純作業もやりがいがある仕事ですし好きな人もいると思うですが、自分には合わなかったですね。インタビュアー
仕事を変えるにあたって、なぜ雑工事を選んだのですか?藤春
自分も10代の頃に建設業の仕事をやっていたので、多少は仕事のことはわかっていました。あらためて、また挑戦してみようかな、と。最初は別の会社に入ったので、ウィリングには転職で入りました。雑工事・多能工の本音【3】普段の生活を教えてください!
インタビュアー
それぞれ転職として入ったのですね。話は変わって今のお二人のお住まいは?池間
会社が借り上げているアパートに住んでいます。3人の共同生活です。藤春
池間さんとは別のアパートになりますが、やはり同じように会社のアパート3人で住んでいます。インタビュアー
共同生活!今流行りのルームシェアですね。楽しそう!池間
さすがに学生ではないので、毎日が楽しい!って感じではないですよ(笑)。いたって普通に生活していますよ。おはよう、おかえり、って感じで。そんなもんです。たまに同じアパートの仲間と現場が一緒になることがありますが、その時は「あれ?今日は一緒だったんだ!」ってなりますね。それはなかなか面白いですよ。それぞれが同じ家から出て、同じところに行っているわけですから(笑)。インタビュアー
確かに。「あれ?」ってなりますよね。絶妙な距離感だということがよくわかりました(笑)。お二人に質問ですが、ズバリこの仕事の楽しさって何ですか?
池間
仕事の楽しさというより、“人”ですね。ウィリングにはいい人が多いので、良い環境で仕事ができていると感じています。と言いつつも、現場にはどちらかというと一人で入ることが多いのですが。藤春
確かに現場では一人が多いですね。でも、自分も仲間と入ることがあれば嬉しいですね。インタビュアー
仲間と現場に入ると心強いですよね。ちなみに一つの現場の工期はどれくらいですか?池間
現場によってまちまちですが、今の現場はかれこれ1年くらいやっていますね。中には2年以上かかる現場もありますよ。工期はともかくとして、自分としては立地の方が重要かもしれません。というのも、お昼ご飯事情があるからです。現場が都市部にない場合は、お昼ご飯に困ってしまいますから(笑)
今の現場も実は何もないところで行く店が限られてしまっています。正直飽きちゃいますよね。
藤春
自分の場合は、今の現場では支給の弁当を頼んでいます。500円かかるのですが、バランスがよくてなかなかいいですよ。インタビュアー
お二人はお弁当を自分で作ったりはしないのですか?藤春
お弁当は絶対作らないです! そのために早起きになりますし、とてもそのような余裕はないです。疲れちゃいますよ。インタビュアー
では、夜ご飯はどうしていますか?藤春
絶対作らないです!(笑)池間
自分は最近作っていますよ。と言っても、ちゃんとした料理ではなく、食べたいものを簡単に調理して食べているだけですが。焼いたり、炒めたり、レンジでチンしたりって感じですね。藤春
レンジでチンは料理じゃないでしょ(笑)雑工事・多能工の本音【4】ウィリングで働くようになって感じる自分自身の変化
インタビュアー
ウィリングで働くようになって、「自分自身が変わってきたな」って思うことはありますか?池間
基本的には変わってないと思いますが、強いて言えば図太くなりましたね。建設現場は大声が飛び交っているので、いちいち怯んではいられません。慣れたというか、鍛えられましたね。インタビュアー
罵声が飛び交っているような現場は、今はあまりないと聞きますが……池間
世代が変わり減ってきているとは思いますが、まだまだありますよ。罵声というと聞こえが悪いですが、要は声かけです。藤春
注意喚起する時などには、どうしても大きな声になりますよね。今では大声を出すのは優しさと捉えています。インタビュアー
おお、大人な意見! 最初からそのように考えていましたか?藤春
いえいえ、最初はやはりびっくりしていましたよ。最近になってそう思えるようになりました。これも慣れですかね。池間
慣れですね。「この人はこういう人だから」って納得の上で聞いています。「わかりました!」って(笑)。インタビュアー
建設業はONとOFFのメリハリがとてもハッキリしていますよね!仕事は仕事、OFFはOFFで、それが明確なのが良いという話もよく聞きます!雑工事・多能工の本音【5】現場での人間関係。会社と会社というより個人間の関係
インタビュアー
現場では、複数の会社と一緒になって作業をやると思うのですが、どのような関係でやっていますか?池間
自分が行っている現場では、会社間の隔たりがなく、個人間としてのフラットな人間関係ができていますね。工期が長い現場だとそれなりの人間関係ができてきます。インタビュアー
人間関係ができてしまうと、現場が終わったときは寂しくないですか?藤春
寂しいですね。池間
寂しいと思いますが、次でまた会うかもしれないので、気持ちを切り替えています。インタビュアー
藤春さんはウィリングに入って変わったことはありますか?藤春
仕事に対する責任感が強くなりました。ウィリングに入るまでは、正直手を抜いている面もありました。やることはやるのですが、「このくらいでいいだろう」って感じに、自分の中で低く目標を設定していたような気がします。しかし今は違います。同じ現場の人に認められたいという思いもあるので、完璧を目指していますね。インタビュアー
それはすごくいい変化ですね。話は変わって、現場に出てしまうとなかなか他の社員の方と会えないと思うのですが、どのようにして連絡を取り合っていますか?池間
はじめての現場の際には番頭さんと連絡を取っていますが、日頃はあまり連絡を取り合っていないです。というのも、一年近く現場が固定されていると、作業として毎日大きな変化はありません。日によって現場が変わるのであれば連絡は必要かもしれませんが、今はその必要もないですね。藤春
そうですね。自分も現場固定になっていると、あまり連絡を取らないですね。インタビュアー
なるほど。それもある意味信頼関係があるから成立するのですね。では、仕事をしていて充実感を感じる時はありますか?池間
現場が終わりそうな時ですね。「やっと終わるな」って、感慨深さと充足感を感じます。長かったけど頑張ったなって自分を労います(笑)。藤春
自分はもっと日々日常感じています。特に休み前などは「今週も頑張ったぞ」って毎回思いますね。インタビュアー
いいですね。仕事で燃焼しているからそう思えるのでしょうね。ところでお二人の出身はどちらですか?藤春
自分は福岡です。池間
自分は沖縄生まれの名古屋育ちです。沖縄生まれは珍しいらしく、みんなからちょっと驚かれますよ。インタビュアー
お二人とも上京組ですね! 東京はどうですか?藤春
さすがに都会だなって思いますよ。交通機関が発達していて、どこへ行くにも便利ですね。地元では車が絶対に必要ですが、東京ではあまり必要性を感じていません。実際に今住んでいるアパートは駅前の便利なところにあるので、あちこちに出やすいですよ。雑工事・多能工の本音【6】ウィリング流、新入社員の教育とは
インタビュアー
お二人とも東京に慣れてきた感じがしますね(笑)。お二人は既にベテラン社員として新入社員の指導にあたることもあるかと思うのですが、どのような教育をしていますか?池間
一緒に現場についていき、実際にやり方などを見せて丁寧に教えていますね。「見て覚えろ」という感じではなく、手取り足取りというと大袈裟ですが、細かく併走していますよ。インタビュアー
それは心強いですね! お二人はお仕事に関係する資格などは持っているのですか?池間
特に持っていないですね。あまり必要性を感じていないかもしれません。藤春
自分はけっこう持っていますね。玉掛け、地山の掘削及び土止め支保工作業主任者、職長、安全衛生などです。しかし、残念ながらあまりこれらの資格にまつわるスキルを発揮することはありません(笑)。インタビュアー
いやいや、それだけ持っているのはすごいですよ! 多能工として説得力がありますね。では逆に、スキル以外で多能工として何が必要だと思いますか?池間
忍耐強さと精神力ですかね。周りからの圧が強いので、それに耐えなければなりませんから。だんだんと慣れてきますが、最初のうちはそれなりに辛かったですよ。藤春
メンタルの強さだと思います。そして、図々しさも(笑)。あとは体力ですね。インタビュアー
それだけやりがいがあるということですね。池間
しかし、これらは最初のうちだけで、現場に通って一緒に仕事をしていくうちに関係性ができてくるので、そうなると楽ですね。最初はしんどいかもしれませんが、一回関係の作り方がわかると、また次も頑張れるようになります。インタビュアー
そのようにして現場で仲良くなった人と交友関係はありますか?池間
ありますね。昔は毎日のように飲みに行っていました。コロナもあったので、今は前ほどではないですが、今でもたまにありますよ。インタビュアー
いいですね。仕事外でも会いたいと思うのは、本当に仲がいいからですね。では最後に、お二人の目標を教えてください。池間
しばらく田舎に帰ってないので、そろそろ一回帰りたいですね。自分でいうのもなんですが、同じところで働き続け、きちんと生活もできているので、胸を張って帰れます。そんな自分の姿を見たらみんな喜ぶと思います。藤春
目標は家を建てることですね。自分は独身なので自分のために建てます(笑)。インタビュアー
それもまたいいですね!お二人が自然体でいられるのは、ウィリングが安心できる環境だからだと思います。これからも頑張ってください!